Paper plane to be launched from space (2008/01)


操縦の神髄は剣豪・武蔵 (朝日新聞 2007(H19)/4/15)

無人飛行機で湿地観察 (日経新聞 H18/6/19)

陸・空から被災地撮影 (日経新聞 H18/6/5)​

ヘリ離着陸時騒音を5dB軽減(WING WEEKLY NEWSLETTER)

広島県芸北八幡湿原の自然を飛行ロボットで観測

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飛行ロボットで被災地調査(旧山古志村)

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神戸市長田 区総合防災訓練に飛行ロボットを展示(2005/6/4)

↑重量約1キロと軽量化も実現させた自律飛行ロボット。訓練で初公開された=4日午前、神戸市立雲雀丘小学校

災害時に自動飛行し、上空から撮影した被災地の映像をリアルタイムで送信する「自律飛行ロボット」が四日、神戸市長田区の市立雲雀丘小学校で開かれた区総合防災訓練で、一般向けに初公開された。ラジコンのような操縦技術が不要で誰でも扱え、動力はバッテリーによるプロペラで音も静か。消防ヘリコプターが到着するまでの間や、騒音が障害となる救出現場での活躍に期待できるという。

 同区は大学の研究者らとともに災害情報処理システムの研究に取り組んでおり、ロボットもその一環。東京大と三菱電機などが開発した。

 小型テレビカメラと衛星利用測位システム(GPS)、携帯電話などを搭載。パソコンであらかじめ設定した複数の地点をGPSの信号を基に飛行し、映像を携帯電話回線で送信。地上のパソコンから飛行経路の修正も命令できる。

 訓練には、約五百人が参加。集中豪雨による土砂崩れが起きたという設定で、ロボットは同小学校屋上からすぐに離陸、付近の急斜面などの鮮明な映像が地上のパソコンに表示された。

飛行ロボットの公開飛行実験(2005/5/25)朝日新聞

↑公開された自律飛行するロボット=25日午前10時すぎ、東京都大田区で

 目的地に向かって自力で飛ぶ飛行機型ロボットの実験が25日、東京都大田区昭和島のグラウンドであった。コンピューターやカメラを搭載した翼長1.4メートルの飛行機が、決められた緯度、経度、高度を目指して飛行。映像をリアルタイムで地上へ送り届けた。

 経済産業省の資金協力を受け、東京大や中央大、三菱電機、NPO法人「大田ビジネス創造協議会」のグループが製作。人が投げて離陸し、バッテリーとプロペラで飛ぶ。コンピューターと携帯電話のモバイルカード、カメラを積んでおり、上空から映像を送り、地上から新しい目的地情報を受け取ることもできる。

 開発に当たった東京大の鈴木真二教授(航空宇宙工学)は「リモコン飛行機では、見える範囲でしか操縦できなかった。災害直後でもすぐ飛ばせ、人が行けないような場所でも状況を知ることができる」と言う。今後は、ビルなどの障害物を自動的に回避できたりするよう改良を進めたいという。ロボットは6月、愛知万博でも展示、紹介される。

「飛行機百年」(朝日新聞社説H15年12月17日)

日本経済産業新聞 2002年4月9日記事